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2022年5月19日
投稿者 : 
2ndlife
カテゴリー : 
今日の辞典

団地

昭和31年5月19日、日本住宅公団が第1回目の入居者募集をおこないました。 場所は大阪府堺市の金岡団地で、家賃は2Kが4050円、2DKが4850円でした。 建設戸数900戸に対し、約3倍の応募者があり、「団地」という言葉もこの頃に登場しています。 昭和40年代前後の日本に多く建てられた「団地」。 もともと、団地の多くは周辺の商業施設など周辺の開発も含め、「街」「暮らし」を意識して計画されている場合が少なくないため、一般的な集合住宅に比べ、敷地が広かったり、環境がよかったりする物件が比較的多く、敷地内に緑が多く、保育園や小学校も近くにある場合が多いそうです。 当時は、寝るところと食べるところを別の部屋にするという「寝食分離」という考え方を取り入れた画期的な住宅として人気でしたが、いつの間にか団地=古く一昔前の建物というイメージになってしまいました。 そんな、古く使い勝手の悪い団地を「現代風に」リフォームした物件が、若い方を中心に人気を呼んでいるそうです。 本来ファミリー向けとして造られていた間取りも夫婦2人暮らしに丁度よく、ひとり暮らしの人からも「ちょっと贅沢な広さ」として注目を集めており、団地で長年育まれてきた自治会などもあり、そうしたコミュニティの存在に価値を見いだす人もいるようです。 「もったいない」という日本語は世界中で通じるといわれていますが、古い物をうまく再生して活用していく取り組みは、エコにもなりますし今の時代に合っているのかもしれませんね。   姫路市 住宅型有料老人ホーム セカンドライフ飾西 全面バリアフリー ユニバーサルデザイン採用
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