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2024年2月24日
投稿者 : 
2ndlife
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今日の辞典

柿田川

富士山、その美しい景観だけでなく清流もまた美しいのですが、その川はちょっと変わっているそうです。 川の名前は「柿田川」といい「日本三大清流」のひとつに数えられるほど美しい水をたたえています。 また、環境省が選定した「名水百選」や森林文化協会と朝日新聞社が選定した「21世紀に残したい日本の自然100選」などにも選ばれています。 何が変わっているのかというと、同じく三大清流に数えられている四万十川が全長196キロ、長良川が全長120キロなのに対して、柿田川の全長はわずか約1.2キロなのです。 桁外れの短さに加え都市部に近いにも関わらず、なぜこの河は清らかさを維持できるのか?その秘密は富士山にあるといわれています。 富士山に降った雪や雨は地下に浸透して、長い歳月を経て、地上に湧き出てくるのですが、その際に地層を通ります。 ここは水を通しにくい地層の上に、水を通しやすい地層が重なっていて、水の不純物が取り除かれる天然のろ過装置になっています。 こうしてつくられた美しい水のおかげで、柿田川にはほかにない珍しい動植物が生息しており、その代表がミシマバイカ藻です。 澄み切った水にしか育たない希少な藻であるミシマバイカ藻は、白い花を咲かせることでも知られていて、澄んだ河底でゆらゆらと揺れる花畑は非常に幻想的です。 この他にもゲンジボタルやアユなど、多くの生物達の営みがみられ、まさに富士山は命の源でもあるといえるのかもしれませんね。   姫路市 住宅型有料老人ホーム セカンドライフ飾西 全面バリアフリー ユニバーサルデザイン採用
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