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2023年4月26日
投稿者 : 
2ndlife
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今日の辞典

木質バイオマス発電

1986年4月26日、ウクライナにあるチェルノブイリ原子力発電所で事故が発生しました。 日本だけでなく各国から支援をしていますが、事故の規模が大きく復興までは長い年月を必要とするようです。 日本国内でも、東日本大震災以降、原子力発電のあり方を見直す傾向が強くなってきています。 そんな状況のなか、太陽光などの自然のエネルギーを利用した発電が注目を集めていますが、その一方でバイオマス発電に力を注ぐ自治体も出てきています。 バイオマス発電といえば、燃料になるトウモロコシの値段が上がったというニュースが過去にありましたので、ご記憶の方もいらっしゃるのではないでしょうか。 この他に木くずを燃料にする「木質バイオマス発電」という方法もあります。 例えば、1件の製材所で、山から伐採した丸太を角材に加工する過程で出る木くずを処分するだけで年間数百万円もの費用がかかるといわれています。 このように、本来であればお金を払って処分でしていたゴミを燃料の代わりに発電をしようという訳なのです。 代表的な施設として、日本最大といわれている「真庭バイオマス発電所」では、市内全域から集まってくる利用されない間伐材、製材所から出る端材や庭木など、これまで引き取られなかったモノを集め、それを燃料に発電をしています。 ここで発電された電力は、全て電力会社に売電され、その収益は年間21億円にもなるといわれています。 このように安全でクリーンな発電は誰もが望むものですが、私たちの普段からの節電への取り組みも大切にしていきたいものですね。   姫路市 住宅型有料老人ホーム セカンドライフ飾西 全面バリアフリー ユニバーサルデザイン採用
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