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2021年12月27日
投稿者 : 
2ndlife
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今日の辞典

松竹梅

「特上・上・並」の言い代えとして使われることが一般的な「松竹梅」。

この松竹梅、本来は優劣がなかったそうです。

もともとは、中国からやってきたお話で、松竹梅の3つの植物を「歳寒三友」と呼んで良いものとして扱っていました。

日本では、冬でも青々としている松が不老長寿を思わせることから、平安時代よりおめでたいものとされてきました

その後、室町時代になり、節目正しく真っ直ぐな竹が、縁起のいいものとして重宝されるようになりました。

江戸時代に入ってから、冬に花を咲かす梅もまた、不老長寿を思わせる縁起の良いものとされるようになりました。

そして、平安・室町・江戸という時代の流れを元に松竹梅、と順番を決められました。

よって、もともとは、松竹梅に優劣はないのです。

ですから、どれもおめでたいものという意味では違いはありません。

では、なんで優劣をつけるようになったかというと、おなじみ寿司の価格設定から。

上や特上なら堂々と頼めますが、並だとちょっと頼みにくい、そんなお客様の心理から松竹梅を使うようになりました。

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