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2020年11月11日
投稿者 : 
2ndlife
カテゴリー : 
今日の辞典

年賀状

年賀状、古くからある習慣で、毎年出されている方も多いことでしょう。 先の戦争でも、敗戦が色濃くなると国から自粛が求められた時期もありました。 しかし、疎開や出兵でバラバラになった日本中の人たちが、お互いの安否を確認・報告するために、年賀状は大いに役立ったそうです。 その後、年賀状を出す行為自体が定着して国民的行事になり今に至っています。 さて、1980年に新潟県で「なまはげ」のデザインが切手部分に採用された年賀状でちょっとした騒動が起こったそうです。 それは、なまはげが持つトレードマークともいえる出刃包丁が「物騒」であるというもの。 そして、出刃包丁を農具のクワに変更したのですが、今度は「クワを持ったなまはげ」に違和感があるという苦情が殺到したのです。 しかし、出刃包丁はNGということで、郵便局は説明して「クワのなまはげ」に対する理解を求めました。 年賀ハガキという不特定多数の方が利用する、しかも公共性の高い郵便事業だからこそ起こったトラブルといえるかもしれません。 ハガキのデザインなんてどうでもいいような気もしますが、政治家が地元選挙区の郷土玩具をデザインに採用して地盤固めに使ったり、記念切手欲しさに学校を休んで郵便局に並ぶ生徒が1割近くいた時代もあったくらいですから、切手やハガキの持つ影響力は、私たちが思っている以上に強かったのでしょうね。   姫路市 住宅型有料老人ホーム セカンドライフ飾西 全面バリアフリー ユニバーサルデザイン採用
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