今日の辞典
-
2024年10月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 -
2024年11月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 -
2024年12月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 -
2025年1月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 -
2025年2月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 -
2025年3月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
※■ は新着記事があります。
2024年10月22日
肴
おつまみは「肴(さかな)」ともいいますが、語源は「酒菜」で、酒のための菜=おかずという意味だそうです。
肴は魚に限らず、平安時代には梨や柿、栗など、植物の実がおつまみとして食されていました。
例えば『源氏物語』には「御果物ばかりまゐれり」という一節がありますが、これは、光源氏に酒の肴として御果物を差し上げたという意味です。
ただ、当時の果物という語には、米粉や小麦粉を水でこねて油で揚げた「唐菓子」も含まれています。
稀代のイケメン光源氏が、俗にいう“かわきもの”をパリポリつまみながら一杯ひっかけている姿を想像すると、ちょっと微笑ましいですね。
ちなみに、当時のお酒は不純物の多い濁り酒ゆえ、大量に飲むと悪酔いしやすく、泥酔した右大臣が女官の衣をうっかり破ったとか、重要な儀式で机をひっくり返して座がしらけた…といったコントのような失敗談が『紫式部日記』にこれでもかと書き記されています。
今も昔も、お酒は飲んでも飲まれないのが鉄則ですね。
姫路市 住宅型有料老人ホーム セカンドライフ飾西
全面バリアフリー ユニバーサルデザイン採用