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2015年4月30日
投稿者 : 
2ndlife
カテゴリー : 
今日の辞典

ブッククロッシング

皆様は読み終えた本をどうされていますか。

何度も読み返す本は意外と少なく、本棚のスペースにも限りがありますから、古本屋に売ったり、捨ててしまっているという人も多いのではないでしょうか。

そこで、本を手放す新しい方法として注目されているのが「ブッククロッシング」という取り組み。

これは、世界中で広がりつつある「本に世界を旅させる」試みなのです。

参加方法はシンプルで、自分が読み終えた本に専用のラベルとコード番号をつけて、街中にあるカフェやスーパーなどに設置された「ブッククロッシングゾーン」と呼ばれる本棚へ置いてくるだけ。

もちろん、気になった本を無料で持ち帰ることもできますし、自分が街に放った本の行方をネット上で追跡することもできるというおもしろい試みなのです。

イギリスでは公共放送BBCが支援をしていたり、アメリカでも、スターバックスなどのカフェや、ウォルマートなどのスーパーが公式ゾーンとなっていたりと、すでに暮らしに溶け込んでいるそうです。

日本では、評判は良いようですが、浸透度という点ではまだまだ外国には及ばないという状況で、アメリカの会員は約20万人に対して日本は2300人。

アメリカは3億人で日本は1億3000万人と違いますから、日本会員も6万人程度まで増えればアメリカ並みに浸透したといえるのではないかといわれています。

また、読書に対する考え方の違いもあり、「大人の読書家」という視点でも日本は各国から遅れているといわれており、例えば、街中での読書、本を持ち歩く大人の少なさに外国の方は驚くそうです。

それはさておき、国境を超えた「本読み」ネットワークとでもいえそうなブッククロッシング。

1冊の同じ本を好きだった、ということで人と人がつながっていける、アナログで温かい試みだともいえるのではないでしょうか。

かつて、寺山修司は「書を捨てよ、街へ出よう」と言いましたが、今後は「書を持って街へ出よう」が読書人の合言葉になる日が来るかもしれませんね。

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