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2015年4月2日
投稿者 : 
2ndlife
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今日の辞典

お花見のシーズンですが、江戸時代後期には品種改良により少なくとも250ほどの桜が存在したのではないかと言われます。

これらの桜は、大名の江戸屋敷などにも多く植えられていました。

ところが、明治維新以降、大名屋敷や神社などの桜を含む樹木が伐採されることが多くなりました。

それをみた高木孫右衛門さんという方が中心となり桜を自宅に集めて保存に努めていました。

その後、明治18年に、荒川の堤防が改修される際には堤防上に桜を植えてはどうかという村民からの要望が出ました。

堤防の修理を提案した清水謙吾さんは、ソメイヨシノではなくサトザクラ類の優れた品種を植えたいと考え、旧知の仲だった高木孫右衛門さんと交渉し、彼が集めた桜78種3225本をそっくり堤防上に植えることになりました。

もしこのとき、当時流行のソメイヨシノが植えられていたら、現代の私たちが見ることのできる江戸時代の品種はもっと少なかっただろうと言われています。

しかし、せっかく植えられた桜も河川工事などにより、昭和7年には52種555本にまで減りました。

現在、日本中に桜の木は多くありますが、工事によって桜が伐採されることは珍しくないそうです。

古来より私たち日本人は、単に桜の美しさだけでなく、その散り行く時の「はかなさ」や「いさぎよさ」も大切にしてきました。

また、新渡戸稲造は、彼の著書である「武士道」の中で、サクラの美しさについて触れており、海外へは友好の証しとして桜を送ることもあります。

このように、日本人にとって特別な存在である桜、生活の利便性の向上も大切ですが、工事を計画する時はもう少し桜のことを大切にして頂けたらいいですね。

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