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2014年9月20日
投稿者 : 
2ndlife
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今日の辞典

天下統一

戦国時代、その幕引きは「全国統一」という形で徳川家康が果たし、「天下統一」ともよばれています。

この天下統一、全国の諸勢力を滅ぼしたり、従属させて日本を一つの勢力化に治める形をいいます。

そして、当時の戦国武将達、彼らが皆その天下統一を目指して、戦を繰りか返していたのかというとどうやら少し違うようなのです。

殆どの戦国武将達は、日本国全体の天下国家論よりも「自勢力こそが国家」で、その上で国家論を持っていたといったほうがいいまもしれません。

彼らの天下国家論とは、日本全土の事ではなく、あくまで自勢力の繁栄と維持こそが国家論という訳なのです。

例えば、有名な勢力である毛利元就。

歴史に詳しい方ならご存知かと思いますが、彼は破格の飛躍を遂げた戦国武将ですが、その彼でさえ息子達には「これ以上を望むな、今あるこの領国を維持していけ。」と言い残しています。

しかし、この考え方が一般的な戦国武将でした。

殆どの勢力は日本国の統一どころではなく、いかに自勢力が生き残れるかが最重要事項で、そもそも天下統一というビジョンを持ち合わせていなかったのです。

ちなみに、当時の多くの人々の感覚としては隣の国は外国のような感覚だったようです。

ちょっとお隣の勢力化に足を踏み入れると、そこは言葉にも少し違いがありますし、税率も違えば特産物も違う、法律も違う・・・という具合に新天地の感覚だったようです。

これは、現在の私達の感覚では、お隣の勢力は外国で、日本全土の統一というのは、地球全体の統一を意味するといったところでしょうか。

天下統一の偉業を遂げた徳川家康とて例外ではありませんでした。

彼の半生は、自勢力をどう維持し繁栄させるか、ということで頭がいっぱいで、天下が目の前だ等と意識するようになったのは、かなり晩年になってからといわれています。

テレビドラマ等のように諸勢力が天下取りを目指し覇権を競って戦っていた訳ではなく、もっと現実的なことが戦う理由としてあったのです。

 

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