は新着記事があります。
2014年9月12日
投稿者 : 
2ndlife
カテゴリー : 
今日の辞典

だるま葉

「だるま葉」という日本固有種のタバコ葉をご存知でしょうか。

かつて、栃木県那須郡を中心にその周辺経済を潤したタバコの一種で、国内生産量1位だった時期もあったのです。

さて、だるま葉は、1616年頃、「藤慶山香林寺」の住職である相阿和尚さんが、群馬県から持ち帰ったタバコの種子を寺の境内で育てたのが最初といわれており、このお寺は後に「別雷神社」と改名し、今でも「たばこ神社」として親しまれています。

そんな生産量1位を誇っただるま葉も、外来種のたばこ葉や昨今の禁煙ブームの流れには勝てず、生産量は減少の一途をたどっています。

当時は2250戸余りもあった那珂川町の葉タバコ農家も、今では3戸にまで減っているそうです。

また、栃木県内の各地域の活性計画の中でも、葉タバコから他の作物の転作が盛んに行われていて、更にタバコの買い入れ先であるJTも、面積1アール当たり2万8000円の協力金を出して葉タバコ農業の廃業希望者を募っているのだそうです。

やはり、歴史や文化的な価値はあっても、輸入葉全盛の現在では、国産葉は生産性やコストの意味で大きく見劣りするということになるのでしょうか。

今や貴重な存在となっただるま葉、禁煙ブームとはいえ、このまま日本の固有種が消えていくのは残念な気もしますね。

 

姫路 高齢者対応住宅 セカンドライフ飾西

全面バリアフリー ユニバーサルデザイン採用