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2013年10月4日
投稿者 : 
2ndlife
カテゴリー : 
今日の辞典

ローマ字

ひらがな・漢字・カタカナを組み合わせる日本語は難しいといわれています。

特に漢字の読み書きには、多くの時間を費やさなくてはなりません。

それは時間の無駄だから、いっそのこと全部ローマ字にしてしまったら?こういう提案が、戦後まもなく実際にアメリカ教育使節団から出されました。

当時の日本はアメリカの占領下、彼らが日本の国語教育に意見するのも当然のことでした。

しかし、もし日本語から漢字やひらがながなくなったら、どれほど非効率的なことになるでしょう。

同音異義語の多い日本語ではローマ字表記などにしたら混乱してしまいます。

しかし、日本語の実態に詳しくなかった教育使節団は、ローマ字を使えば日本人も国際化するのでは、と考えていたようです。

もっとも、日本語のローマ字表記論は、それよりずっと前から日本国内で持ち上がっていました。

矢田部良吉・田中間愛橘などが代表的ですが、あの石川啄木でさえ、ローマ字で日記を書いていたくらいです。

当然のことながら、教育使節団の提案は通らず、小学校でローマ字を教える程度になっていますが、もし通っていたら…と思うと、当時の日本語を大切にしてくれた方達に感謝ですね。

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