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2022年7月17日
投稿者 : 
2ndlife
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今日の辞典

猛暑

連日の猛暑、この猛暑の影響をうけて柿の表面が変色してしまうそうです。 柿にはビタミンAやビタミンC、カリウムなどの栄養が多く含まれている他、柿の渋み成分であるタンニンも多く含まれています。 タンニンと言えば、お茶に多く含まれている栄養素です。 これが、柿の特徴である渋みを感じさせてくれますが、渋柿にはこのタンニンが多量に含まれるため、食べると何とも言えない渋さを感じるというわけです。 タンニンは、脂肪の吸収を抑制してくれるため、ダイエットに効果がある反面、とりすぎると歯が黄色くなったり、鉄分の吸収を阻害するので、貧血になってしまうこともあるようですから、摂り過ぎにはご注意を。 柿は、1日に必要なビタミンCの120%ほどをカバーしてくれ、カゼ予防にも効果的ですが、食べ過ぎるとお腹をこわしたり、ビタミンC自体も水溶性のビタミンのため、吸収しきれなかった分は体外に出てしまうので、柿を食べるときは、1日に1個までくらいがちょうどいいようです。 そんな柿ですが、わざわざ渋柿で干し柿をつくるのはなぜでしょうか。 最初から甘い甘柿で作ればいいのに、と疑問に思っていましたが、これにはちゃんとした理由がありました。 実は渋柿のほうが、甘柿よりも糖分が多く、仮に甘柿を干し柿にしても渋柿ほどには甘くならないそうです。 また、干し柿用の渋柿は、乾燥しやすい小ぶりな形に品種改良されている、というのがその理由です。 ちなみに、干し柿の表面には、白い粉がついていたりしますが、子どもの頃は、カビなんじゃないかと思っていました。 実は、あの白い粉は干し柿の糖分が固まったもので、健康に害はありません。 なお、干し柿は生柿の時にあったビタミンCは失われていますが、体内でビタミンAに変化するβ-カロチンが増えているため、体の免疫力が強くなり、カゼ予防に効果があるのは変わらないそうです。 ただ、やはりタンニンの量は変わっていないため、干し柿であっても、食べる量は1日に1~2個くらいにしておくのがいいようです。   姫路市 住宅型有料老人ホーム セカンドライフ飾西 全面バリアフリー ユニバーサルデザイン採用
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