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2022年6月27日
投稿者 : 
2ndlife
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今日の辞典

トマト

19世紀末のアメリカ。 裁判にまで発展したある論争がありました。 それは「トマトは野菜なのか?果物なのか?」という内容のもの。 くだらない、と思われるかもしれませんが、当時のアメリカでは、果物の輸入は税金がなく、野菜の輸入には税金がかかっていたので、トマトを扱う業者にしてみれば大変重要なことだったのです。 さて、論争の方は、輸入業者は「トマトは果物だから税金は払わない」と主張しました。 その一方で、役所は「トマトは野菜だから税金を払いなさい」と主張していました。 お互いに譲らないまま、ついには最高裁判所で戦うことになり、最終的には役所の「トマトは野菜だから税金を払いなさい」という主張が勝ちました。 その理由は「トマトは果物のようにデザートとして食べることがないし、野菜畑で育つ」からというものでした。 日本ではトマトは野菜として扱われていますから、トマトを果物と思っている人は少ないでしょう。 ちなみに、トマトと同じ野菜なのにフルーツとして販売されているメロンやイチゴ、スイカなどは、実は役所では野菜として扱われています。 これらのフルーツとして食べる野菜のことを「果実的野菜」と呼んでいます。   姫路市 住宅型有料老人ホーム セカンドライフ飾西 全面バリアフリー ユニバーサルデザイン採用
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