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2021年1月27日
投稿者 : 
2ndlife
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今日の辞典

火の用心

昭和24年1月、奈良県の法隆寺金堂から出火し、国宝の十二面壁画の大半が焼損しました。 当時、国内はもとより外国でも大きなニュースとして取り上げられ、文化財に対する防火への対策不足が浮き彫りとなりました。 法隆寺金堂の火災は、壁画の模写をしていた作業員が保温用に使っていた、電気座布団のスイッチを切り忘れたために発生したものでしたが、一方で放火説もささやかれました。 その後、この火災を機に毎年各地で文化財を対象にした消防訓練が実施されています。 さて、文化財ですが、有形文化財・無形文化財・民俗文化財・記念物および伝統的建造物群といくつか種類があります。 国宝とされるものは、有形文化財のうち重要なものとして重要文化財に指定され、世界文化の見地から価値が高く類ない国民の宝たるものに限られています。 火災のあった法隆寺も、平成5年12月には、世界最古の木造金築物であることから世界文化遺産として登録され、翌年には、法隆寺の焼損壁面が45年ぶりに一般公開されました。 これは法隆寺が世界文化遺産に登録されたことや、金堂修復40周年を記念してのものだといわれています。 ちなみに姫路市内でも、書写山圓教寺・大覚寺・増位山随願などでも毎年1月には消防訓練が実施されています。 空気が乾燥し火事が起きやすい季節、普段以上に火災には気を付けたいですね。 姫路市 住宅型有料老人ホーム セカンドライフ飾西 全面バリアフリー ユニバーサルデザイン採用
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