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2020年8月19日
投稿者 : 
2ndlife
カテゴリー : 
今日の辞典

暑い時

「暑い時には熱い物を食べれば涼しくなる」と「暑い時に熱い物を食べたらもっと暑くなる」。 どちらも一度は聞かれたことがあるかと思いますが、一体どちらが正しいのでしょう。 前者は、暑くて汗をかく、ならば熱いものを食べて汗をいっぱいだし涼しくなろう、という考え。 後者は、暑い時に熱いものを食べればその熱で体が更に温まりもっと暑くなる、という考え。 どちらも、理屈はあっていますが、正解は後者ということになります。 一見、前者の方が有力なような気もしますが実は違います。 暑い時に熱いものを食べるというのは、インドをはじめとする熱帯地方の風習なのです。 そして、気化熱により汗をかき、その汗が蒸発する時に体から熱を奪い涼しくなります。 ますます前者が有力なような気がしますがやっぱり違います。 何故なら、日本人の汗は、外国の人と比べると塩分濃度が高く蒸発しにくいという特徴があります。 しかも、日本は湿度が高く、さらに汗は蒸発しにくいのです。 以上の様な理由から、暑い時に熱いものを食べると、余計に暑くなってしまうので、お気を付け下さい。 ちなみに、最近の学校の教科書では、気化熱ではなく「蒸発熱」という言葉を使っているそうです。   姫路市 住宅型有料老人ホーム セカンドライフ飾西 全面バリアフリー ユニバーサルデザイン採用
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