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2020年1月13日
投稿者 : 
2ndlife
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今日の辞典

しほみ饅頭

しほみ饅頭、地元の方にとっては馴染み深い和菓子です。 普通の饅頭と違い硬い皮をもち、ほんのりとしお味がする独特の味わいは、ファンの方も多いとか。 さて、300年近い歴史を持つしほみ饅頭は、その誕生については諸説ありますが、広く知られているのは次のものでないでしょうか。 播州赤穂藩の三代城主は、茶の湯に造詣の深い人物でした。 その茶の席に出すお菓子として、赤穂の塩を使ったものを作るように言ったのがその始まりだそうです。 そして、出来上がった塩をかくし味に使ったその饅頭は、宮家や江戸の将軍家への献上菓子にも用いられるほど珍重されるようになりました。 赤穂義士の討ち入り後は「義士まんじゅう」・「大石まんじゅう」ともてはやされて播州赤穂の名を全国に広めたといいます。 その後も、改良を重ね続け、真っ白な落雁風の皮に餡子にひと塩を加えた、現在の「しほみ饅頭」が完成しました。 国賓をもてなす際の和菓子にも選ばれることもあるしほみ饅頭、まだ食べられたことのない方は機会があれば一度、個性的なしほみ饅頭を体験されてはいかがでしょうか。   姫路市 住宅型有料老人ホーム セカンドライフ飾西 全面バリアフリー ユニバーサルデザイン採用
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