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2019年10月20日
投稿者 : 
2ndlife
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今日の辞典

バリアフリー ユニバーサルデザイン

バリアフリーとユニバーサルデザイン、すでに聞きなれた言葉で、私たちは普段の生活の中でその恩恵を受けています。 そして、両者は同じもののようですが、その思想は違うものといわれています。 まず、バリアフリーは、障害者・高齢者などの生活弱者のために、生活に障害となる物理的な障壁の削除を行うという、過去の反省に立った考え方に基づいています。 一方、ユニバーサルデザインは、障害者だったロナルド・メイス氏が、バリアフリー対応設備の「障害者だけ特別扱い」に異議を唱え、最初から多くの方に使いやすいものを作る設計手法として登場しました。 例えば、建物玄関前の段差にスロープを付けるのはバリアフリーの考え方となります。 ユニバーサルデザインでは、設計時点からスロープを計画し作りあげます。 このように、元になっている思想が全く違いますが、完成した玄関は同じものとなります。 また、ユニバーサルデザインは、個人差や国籍などの違いにも配慮する形となっており、全ての人が対象とされています。 普及の方法も大きく違い、バリアフリーは法律等で広めていくことが中心の「行政指導型」となっていますが、ユニバーサルデザインは、良いものすべての人に、という「民間主導型」となっています。 一般的には、バリアフリーを一歩進めたものがユニバーサルデザインとされていますが、どちらが優れているかではなく、両者は互いに補い合う関係で私たちの生活を助けてくれていると思っていいのではないでしょうか。 しかし、いくらハード面で進歩しても、心のバリアフリーやユニバーサルデザインが進まないと意味がありません。 本当の意味で、バリアフリー、ユニバーサルデザインになれるように、特に介護に携わる私たちは自己研鑽を怠らないように気を付けていきたいものです。   姫路市 住宅型有料老人ホーム セカンドライフ飾西 全面バリアフリー ユニバーサルデザイン採用
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