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2019年8月21日
投稿者 : 
2ndlife
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今日の辞典

うなぎ

うなぎ、一般的には国産は高めで、中国産など外国のものは安めです。 でも、どうして国産うなぎの中での値段の差がないのでしょう。 ブランド化している浜名湖のうなぎは高くて、あまり知られていない産地のうなぎは安い、ということがあってもいいようなものですが、実際は価格に差はほとんどありません。 実は、うなぎの価格は愛知県一色町という小さな町の値段が基準になっているのです。 日本全国、組合などの地域単位で養殖業者から買い取る値段を統一させており、例えば養殖業者Aからも養殖業者Bからも、同じ地域なら同じ価格で買い取ります。 それが一色町でもおこなわれ、生産量の多い一色町の価格が他の地域の目安になっているのです。 そして、その基準があることで産地に関係なく日本全国すべて同じになるという訳なのです。 なお、一色町は、市町村単位でのうなぎ生産高が日本一の町で、人口2万5千人という小さな町にもかかわらず、1983年から連続でトップの座を守り続けており、そうした理由もあり一色町の価格が全国の基準値になっているそうです。 価格の決め方は、需要と供給のバランス、さらに中国や台湾モノの値段も参考にして、漁協と販売組合が話し合って決めています。 ちなみに、どうして値段を統一させる必要があるのかというと、昔はうなぎが獲れない時は、1匹数千円という高値で売買されることもあったそうですが、そうなると消費者はうなぎを買えなくなり、うなぎ離れの危険が出てきます。 そこで、安定した価格で消費者に提供するため、だいたいの価格を決めるようになったのです。   姫路市 高齢者対応住宅 セカンドライフ飾西 全面バリアフリー ユニバーサルデザイン採用
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