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2019年7月9日
投稿者 : 
2ndlife
カテゴリー : 
今日の辞典

鉛筆

小学生のころ、鉛筆は2BHBを使いましょうと先生に教わったのではないでしょうか。 鉛筆にはHBBをはじめ、様々な濃さと硬さがあります。 これらの記号の意味は、「B」はBLACK(黒い)、「H」はHARD(硬い)といった具合なのですが、なかには「F」というものもあります。 これは、FIRM(引き締まった)という意味で、昔からあるHHBの間の濃さの鉛筆なのです。さて、現在の鉛筆の規格はドイツで決められたもので、19世紀ごろまでは鉛筆の濃さの表し方は、国や業者によってバラバラでした。 数字で表す業者や、HHARD)とSSOFT)で表す業者など、色々な規格が乱立していました。 そんな中で、ロンドンにあるブルックマンという鉛筆製造業者が、BHで表示した鉛筆を作りました。 画家が求める濃い鉛筆のグループをBとし、製図者が好む硬い鉛筆のグループをHとして、濃さと硬さのランクを数字で表示しました。 この規格はやがて多くの人の支持を得るのですが、今度はBHの間にニーズがあることが分かって、「HB」が登場したそうです。 そして、HBHの間のニーズもうまれ「F」が作られたという訳なのです。 濃さとしては「HHB」なのですが、3文字での表示はスマートじゃないからなのか新しくFという記号が用いられたのです。 ちなみに、今後、新しい鉛筆の記号が生まれる可能性についてですが、現在の鉛筆は9H6Bまでの16種類で綺麗なグラデーションになっていることもあり、さらに細かく定義するのは技術的に難しいそうです。   姫路市 高齢者対応住宅 セカンドライフ飾西 全面バリアフリー ユニバーサルデザイン採用
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