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2019年6月27日
投稿者 : 
2ndlife
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今日の辞典

エビフライ

洋食の定番メニューの一つであるエビフライ。 外国の料理と思われがちですが、実は日本生まれの料理なのです。 明治時代、魚のフライが外国から日本に入ってきましたが、日本には天ぷらが既にありました。 そして、日本流の工夫を加えでエビをフライにした料理、エビフライが誕生しました。 その後、洋食のブームと共にエビフライが代表的な料理として、西洋料理の本などにも登場する様になりましたが、その人気ゆえにちょっとした騒動が起こりました。 それは、消費者から「冷凍エビフライの衣が厚すぎる」との声があがり、衣の厚さをめぐってひと悶着があったのです。 1977年1月19日付の朝日新聞にも「冷凍エビフライ衣替え論争」と題してその騒動を報じています。 それによると、冷凍エビフライの生産量は冷凍食品の4割を占める程の人気でしたが、それに伴い消費者の目が厳しくなっていきました。 製造メーカーは、衣を薄くすると冷凍したときに衣がはがれてしまうと反論しましたが、翌年にはJAS規格で衣はエビフライ全体の50%以下にするという形で決着しました。 たかがフライの衣で、と思われるかもしれませんが、エビフライは昔から日本人にとっては御馳走のひとつだったのですね。   姫路市 高齢者対応住宅 セカンドライフ飾西 全面バリアフリー ユニバーサルデザイン採用
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