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2018年10月3日
投稿者 : 
2ndlife
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今日の辞典

明珍火箸

明珍火箸、ご存知の方も多いと思います。

平安時代から続く明珍家は、48代目までは甲冑師として姫路藩主・酒井家などにつかえ数々の甲冑を制作していました。

しかし、明治維新で武士の時代が終わると、千利休から注文を受けて茶室用火箸を作ったという故事にならって、それまで余技だった火箸づくりに転じ多くの茶人をはじめ、家庭用としても愛用され明珍火箸は全国に知られるようになりました。

昭和30年代に入り火箸の需要が落ち込みますが、51代・宗之氏が火箸を組み合わせて作った風鈴とドアチャイムを考案します。

その澄んだ音色で全国にファンを獲得し、52代・宗理氏の創作により古鉄を使った古代花器セットや火縄銃の銃身でつくった自在カギ、チタン製の鈴やぐい飲み、創作楽器・明潤琴などを生み出しています。

伝統の技術を守りながら、さらに時代にあった創意工夫をするその姿こそ、平安時代から52代続いた秘訣であり、企業のお手本といえるかもしれませんね。

ちなみに、その澄んだ音色と余韻は、冨田勲やスティービーワンダーなど国内外のミュージシャンからも絶賛されており、SONYのマイクの音質検査にも使われています。

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