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2017年8月16日
投稿者 : 
2ndlife
カテゴリー : 
今日の辞典

「今までのことは水に流して」、過ちをとがめずに許すという意味で日本人がよく使う言葉です。

その背景には、流れの速い川が多い日本の自然環境と関係があるといわれています。

川の流れが速いということは、汚れてもきれいになりやすいため、古来の日本では川にゴミや汚物を捨てたり川で用を足したり、さらに京都の鴨川では水葬もしていたと伝えられています。

つまり、「水に流す」とは、川の浄化作用を信じていた日本人の習慣を物語る言葉という訳なのです。

「水に流して」とは逆に、過ちを犯したとき、「すみません」と謝ります。

これは「澄まない」と同義であるという民俗学の説があり、「すまない」とは「自分が川の流れを止めて、水が澄んでいない状況にしてしまっている。だからすまない。」という解釈なのだとか。

また、「流るる水は腐らず」ということわざは、常に動いていると澱まないという意味ですが、この根底にも、流れが速い日本の川に対する浄化信仰が根底にあるといえます。

さらに、あまりにも清廉潔白な人は周囲になじまないという意味の「水清ければ魚住まず」ということわざや、善も悪も許容する「清濁併せ呑む」という言葉もまた、過ちを「水に流す」と表裏をなす、私たち日本人ならではの感覚といるのではないでしょうか。

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